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空気みたいに ふわりと生きる
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涙とおにぎり

この頃、ふと、昔のことを思い出す。

今日、お昼に食べたごま塩だけのおにぎりで
切ない思い出がよみがえった。

窮屈な高校生活と親元から解放されて、地元から離れ進学したのだったが、
環境の激変と下宿先の一番年下だという遠慮もあって、
生まれて初めて先輩方との共同生活にも馴染めず、
自分自身で次第に孤立してしまった。

そんな心細い気持ちであっても、
クラスの前席の彼女とは一番の仲良しになった。

彼女の存在は「なんでも相談できる友」に変化して、
私の中に積もった悩みが言葉になって溢れて止まらなくなっても、
彼女は黙って聞いてくれたっけ… 

下宿先で朝食で、
私の分が無くなっていて食べられないときがあると話すと、
翌日から彼女が「今朝は食べた?」と手渡してくれたのは、
ラップに包んだ不恰好なゴマのおにぎり。

今でも懐かしくて切なく、思い出の味になった。

そして、人生の中で会えた事に感謝したい友の味なのだ。
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【 2017/10/13 】 おもいで | TB(-) | CM(0)
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